私たちが暮らしている場所は日本人からみるととても田舎です。人口も少なく便利なお店もありません。デパートも大きなショッピングモールもないです。オーガニックのお店なども40キロ離れたところに小さい店が一店舗あるのみ。あまり洋服はこちらに来てから購入していませんがもっぱらオンライン。自然が豊かで時がゆったりと流れ、とてもシンプルなことに喜びを感じるということはとても贅沢で日々感謝できます。
が、私個人が恋しく感じたり、自分で作ればいいと思い立っても材料がなかなかないものがあります。梅です。梅干しや梅酒を作りたいのですが梅がなかなか手に入りません。都市部に住んでいると日本食材が手に入ったりコミュニティーも大きくて誰かから譲っていただけたりします。近くに日本人が何人かいらっしゃいますが皆同じ悩みを抱えています。あとはオーガニックの大豆です。これはオンラインで探せば比較的購入は楽ですが味噌を作りたいのにあら塩のようなものがないのです。これはceltic sea salt coarse dryという天日干しのお塩で代用をする予定です。昨日近所に住む素敵な新たにできたお友達から聞いたのですが、彼女はひよこ豆で味噌を作りなかなか美味しかったらしいです。みなさん代用品で(頑張って)楽しんでいてとても学びがあります。あとたまにしか食べなかったのに恋しく感じるのがゆず、みょうが、ゴボウです。
こちらでは手に入らないと思って無印良品でパウチに入ったぬか味噌を持ってきましたが大正解でした。そのお友達はオーガニックの玄米をこちらのスーパーで購入し日本から持ってきた精米器を使って糠を作り、それを糠味噌に足しているということで早速先日私も精米していただき自分の味噌に追加できました。 今度は味噌を作るために米麹を一緒に作ってもらう予定で楽しみです。 発酵機能のついた電子レンジやオーブンではないので巨大なクーラーボックスにペットボトルを入れて一定の温度を保ち作ります。また後日こちらで限られたものを使って作る日本の食材をブログで取り上げたいと思います。
どこでも買えた日本の塩がこんなに貴重なものとなるとは・・・
今回はこちらで無いものを書きましたがオーストラリアに住んで楽しめる食材についてもいつか取り上げます。