こちらにきてからの楽しみの一つにアンティークショップ巡りがあります。といってもセカンドハンドショップなのですが・・・とにかく田舎なのでおしゃれな服装をしている人や洗練という言葉とは無縁の街に住んでいます。みんなが不要なものを寄付したり後はなんちゃってアンティークショップ的なお店しかありません。
本当に日本にあるようなアンティークショップはこの近くではブリスベンまで行かなければなりません。
ブランドや骨董とは無縁の街のため、いらなくなって寄付したという80パーセントがゴミの集まりのようなお店に掘り出し物があるのです。価値がよくわからないので100円200円の値段がつけられたちょっとしたお宝を見つけることがあります。ちょくちょく足を運んで物色しております。
昨日見つけたのがイギリスのチャーチル製の食器、Blue Willowを発見。
こんな感じでジャンクな食器と共に一緒になって置かれています。
現金のみでお買い物ができる場所なのですがキャッシュの持ち合わせがなくこのカップとソーサー、マグカップを買ってきました。全部で18ドルでした。 18世紀に設立された古い陶器メーカーです。シノワズリが大好きなので即決でした。高級なメーカーではありませんがそれでも日本で買おうとするとカップと受け皿セットで3000円前後します。アンティークなものだともう少し根がはります。
数週間前に他のお店に行った時にはアンティークとは呼べないかも知れませんが台湾製の昔ながらの中華スープボールとレンゲを買ってきました。
こちらは写真にあるもの全てで5ドルほど。買った日は早速中華料理を作って食器を使ってみました。
私はお料理が大好き!と大きな声で言えるような人ではなく、ただ食べたいから作るとか作りたい気分の時があるという感じなのですが、自分にとって素敵な器があるとそれに食べ物を盛り付けて食べたいという欲求が出てくるのです。まさに形から入る人間・・・・でも本当にそれがモチベーションになって料理まで楽しく感じたりするので不思議なものです。
ちょうど昨日は先日行ったブリスベンのアンティークショップで購入したこれまた19世紀にインクを使って手書きで書かれた貝殻の解剖図の絵にぴったりのサイズの額縁がIKEAから届いたので絵を入れた写真も載せたいと思います。 本当は家のドアもイスタンブールあたりから取り寄せたおもーいドアに変えたりアジアやアフリカ、サウジアラビアなどの国のアンティークに囲まれた過ごしたいと思いますが夢のまま終わるかと思います。
でも自分の身の回りにある環境を生かして小さな楽しみをこうやって増やしていきたいと思います。